血と骨

b0011238_0451967.jpg<映画>血と骨

2004年 日本
原作:梁石日(ヤン・ソギル)
監督:崔洋一
出演:ビートたけし/鈴木京香/田畑智子/オダギリジョー/松重豊/中村優子/唯野未歩子/濱田マリ/塩見三省/柏原収史/伊藤淳史/北村一輝/國村隼


1923年。一旗揚げることを夢見て祖国を後にし、済州島から大阪に渡ってきた金俊平。しかしそこで彼を待ちうけていたのは、差別と劣悪な労働条件だった。腕のいい蒲鉾職人でもあった俊平は、やがて自分の蒲鉾工場を立ち上げて成功するが、金銭へのあくなき執着から高利貸しへと転じていく。何度も直面するままならない境遇を、そのつど強靭な肉体と持ち前のずる賢さでたくましく生き抜く俊平だったが、その並外れた凶暴さと強欲さが、周囲の人々を不幸に陥れる。生涯誰にも心を開かず、凄まじいまでに孤独に生きた男が本当に望んだものは、何よりも家族という名の"血の絆"だった・・・。(シネマ トピックス オンライン

去年の夏に原作を読んで以来、ずっと観たいと思い続けていた映画「血と骨」をようやく観る事ができた。原作があまりにも傑作だったので、映画の出来栄えのほうも期待せずにはいられなかったのだが、果たして、崔洋一監督は期待を裏切ることなく、素晴らしい作品に仕立て上げてくれた。

映画のほうのストーリーは、原作に忠実につくられている訳ではなかったが、原作の持つ作品世界が損なわれることはなかった。映像美にも優れていて、昭和初期~中期の朝鮮長屋の雰囲気をリアルに感じ取ることが出来た。凶暴な主人公「金俊平」はビートたけしにもってこいの役柄だ。上に引用したストーリーを読んで興味を持った方は、ぜひ一度観てほしい。
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by BlueInTheFace | 2006-01-12 01:08 | 映画・TVなど