「マリノスについて」の続きはとりあえず横に置いとくとして・・・。
アトレチコ対バルサの興奮が冷めやらぬうちにコメントを残しておきたい。
アトレチコのホーム「ビセンテ・カルデロン」で行われたリーガ第3節。試合前からボルテージが上がりっぱなしの観客席(超満員)からは、火の手が上がっている所も。先発のファン・ブロンクホルストが、頭を五分刈りにして登場。意外とかわいい。
前節で靭帯を断裂し、半年離脱となってしまったモッタ。選手入場時、バルサイレブンは「モッタ、君は僕らと一緒だよ」と書かれたTシャツを着て入場!中盤の底には、新加入のブラジル人エジミウソンが入る。
試合は開始直後から、互いに一歩も譲らない攻防をみせる、目の離せない展開。しかし、今季リーガ初登場のロナウジーニョを攻撃陣に加えたバルサが、ポゼッション率でアトレチコを上回る。
右サイドではジュリーが突破を図ろうとするが、アトレチコDF陣が踏ん張り、なかなか突破を許してくれない。ワントップのエトーにも厳しいマークが。
左サイドではロナが中へ切れ込むと、後ろからファン・ブロンクホルストが再三オーバーラップを仕掛ける。今日のファン・ブロンクホルストは絶好調のようだ。この形がうまくハマり、ロナのドリブル突破からのこぼれ球を、ファン・ブロンクホルストが左足で豪快に決めて、前半21分バルサ先制!五分刈りの効果が早くも現れる。
後半、アトレチコは2トップに切り替え、積極的に前からプレスをかけ、同点のチャンスをうかがう。後半4分、アトレチコのゴールキックがスルスルとこぼれて、F・トーレスのところへ。ヘディングでのトラップでプジョルを振り切り、ループシュートでGKビクトル・バルデスをかわしてゴール。
F・トーレスのゴール前での落ち着きぶりには、若干20歳(21かな?)の若者に似つかわしくない貫禄が伺える。得点シーンで、プジョルを振り切った動きは見事だった。幼い頃祖父に「アトレチコ魂」を徹底的に叩き込まれたという彼だが、もはや次代のスペイン代表を背負う存在になりつつある。ていうか、もうなってる!
この後も両チームの攻防は最後まで続いたが、結局1-1のドロー。ロナやシャビ(天才)の惜しいシーンはあったが、点にはならなかった。
首位決戦らしい、見ごたえのある好ゲームだった。引き分けだったが、大満足!
引き分けにも攻撃に厚み 6季ぶり優勝狙うバルサ
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