人気ブログランキング | 話題のタグを見る

育児カウンセリング(後編)

先日、遠方の友人より連絡が入り、僕のブログを見て心配していたと言う。僕が忙しさにかまけて記事の続きを書かなかったばかりに、余計な心配をかけてしまった。ブログ仲間の皆さんにも心配をかけてしまっているとしたらごめんなさい。私たちは元気です。

以下、前編の続きです。





別室のカウンセリングルームは20畳ほどの広さだった。中央にシートが敷かれていて、そこでカウンセラーとママさんが座って面談できるようになっている。音楽が流れてないその部屋はとても静かで、子どもが遊ぶ物音だけが響き渡っている。僕が入室した時、既にカウンセラーと妻の面談は始まっていた。僕は近くに腰を下ろし、おもちゃで遊ぶ子どもたちの相手をしながら、それとなく面談の様子に耳を傾けた。

ところが、しばらく様子を窺っていても、カウンセラーと妻の会話は一向に弾む気配がない。カウンセラーが、探りを入れながら色々な育児話を妻から引き出そうとするのだが、妻は「えぇ、まぁ・・・」とか曖昧な返事に終始。その時僕はこう思った。

「さては、ここにいる僕が邪魔で、僕への不満を口に出来ないのではないか・・・」

この場に僕がいない方がカウンセリングは弾むのかもしれないと思った。しかし遊んでいる子どもたちから目を離す訳にはいかない。僕はその場に居続け、結局妻がカウンセラーと話をしたのは、育児にかんするちょっとした世間話にすぎなかった。そして帰りの道中、妻はこんな不満を口に出した。

「カウンセリングに連れて行かれたおかげで、買い物に行く時間がない!」

聞くと、妻は保育士さんに対して「育児の悩みは特にありません」と告げたのだが、保育士さんが「でも双子だと色々大変でしょう」と気を使って、カウンセリングを半ば強引に勧めたのだという。仕方なくカウンセリングを受けたものの、特に相談する事も思い浮かばず、いたずらに時間だけが経過し、買い物の事ばかり気にしていたのだそうだ。

ママさん仲間の中にも、強引にカウンセリングを受けさせられた人は、何人かいるようだ。たぶん保育士さんもその事は重々承知の上でカウンセリングを受けさせているのだろう。強引にカウンセリングを受けさせる事で、救われている人も少なからずいるはず。そういう信念を持って仕事に励んでいるにも関わらず、時に迷惑がられてしまう保育士やカウンセラーの仕事というのは、大変なのだなぁ。僕らは今、たまたま深刻な悩みが無いだけで、いつカウンセラーの存在が必要となってもおかしくないのだから、こういう仕事に従事している人に対して感謝の心を持たなくてはいけないとしみじみ思った。




というわけで現在の僕たちは、幸いにして深刻な悩みはありません。元気にやっています。買い物にもちゃんと行けています(笑)ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

「Back To The Street」展で遊んできました

休日の今日は、昼から子どもたちを連れてちょっと遠出。家から車で一時間かけて、横浜に行ってきました。

横浜の山下公園で、豊と稔は、鳩さんやカモメさんたちと一緒にたくさん走り回りました。子どもたちにとっては、海からの冷たい風なんてどこ吹く風。放っておくとどこまでも走って行ってしまうので大人は目が離せません。おまいら、初めて見た海はどうだったかい?

山下公園でさんざん遊んだ後、すぐ近くのインペリアルギャラリーで行われているayuさんの写真展に行ってきました。人情味溢れる街の風景たちが、ayuさん独自の観点で切りとられ、展示されていました。daisymoonさんとhappyちゃんにも会えて、とても嬉しかったです。happyちゃんが、僕の想像よりも大人っぽい雰囲気だったのでビックリしました!

写真展には行かず車で待機していた子どもたちも、最後はちょっとだけギャラリーで遊びました。元春ファンにとっての“聖地”を訪れた記念に、皆で写真撮影。初対面なのに写真撮影を快く引き受けてくださったayuさん、ありがとうございました。

「Back To The Street」展で遊んできました_b0011238_151105.jpg



「Back to the street」 / ayu写真展
2009年1月24日(土)、25日(日) 11:00-19:00 入場無料
インペリアルギャラリー(神奈川県横浜市中区山下町25)
みなとみらい線日本大通り5分/元町・中華街(中華街側の出口より)5分

お勉強

去年の暮れから、思うところあってXMLについての勉強をしています。
XMLとは、まぁ、HTMLの親戚みたいなものです。

XML文書を作ること自体は、それほど難しい作業ではありません。
作成したXML文書を活用する方法、これが、ものすごく難しいのです。
多少なりともプログラミングの知識が必要となってきます。
HTMLすら満足に知らない僕にとっては、相当に高いハードルです。
でも、焦らず地道に勉強を続けて行こうと思っています。

HTMLが分かるようになったら、このブログもちょこちょこいじってみようかしら。。。

久々に集中して何かを勉強してるけど、とても楽しいです。
学生時代はこんなこと思いもしなかった(笑)


あけてました( 大吉)

あけてましたおめでとうございます(汗)


なんだかあっと言う間に2008年が終わってしまいました!

昨年を自分なりに一言で総括するなら、「あっと言う間」以外には思い浮かびません。

今年はまだ初詣に行ってません。多分今年は行く時間がありません。行けば「大吉」をひくのは間違いないのですけど。


大吉という事にしといてください。


もう正月やすみは終わりです。みなさん、明日から顔を洗ってその寝ぼけまなこをシャキッとさせて頑張ってください(気合いだーっ!)


育児カウンセリング(前編)

先日、区の保健所でこどもたちの歯科検診を受けに行った。前回の歯科検診では二人が大泣きして、しかもまだ一人で歩けない頃だったので、妻はかなり大変な思いをしたらしい。そこで今回は、僕も会社を休んで保健所に付き添う事にした。

保健所では、僕と妻が子どもたちを一人ずつ抱えて行動した(この日は30組くらいの親子が来場していたが、父親同伴はうちだけだった)。同い年のよその子たちの大半は、ちゃんとママの言う事を聞いておとなしくしていたのに、うちのガキどもときたらすぐに保健所内を走り回ろうとする。しかも、大人子どもの別なく誰かれ構わず一緒に遊びたがる。この二人を妻一人で制するのはかなりの重労働だろうと想像すると、僕は一緒に来た甲斐があったなと思うのだった。

検診の流れは、虫歯の知識に関するスライドを見学、別室で歯科医師による歯の検診、そして最後が子どもの健康や暮らしに関する質問形式の調査だった。子どもたちの検査結果には何の問題も見られなかったので、僕は一安心していた。ところが・・・

質問形式の調査の最後に、質問者の保育士さんが「育児の事で困っている事や悩み事はありませんか」と聞くので、僕は「ありません」ときっぱり言いきった。そして席を立とうとしたら、保育士さんがこう続けるのだった。

「奥さまが、双子を一人で相手するのにストレスを感じているようなので、別室でカウンセリングを受けています・・・」

見ると、少し離れた場所でアンケートに答えていたはずの、妻と息子の姿がそこに無い。僕は驚いた。そりゃ一人で二人を相手にしてたらストレスも溜るはずだが、まさかカウンセリングを受けるほどとは!僕は妻の苦労に対する自分の認識の甘さを反省しつつ、いそいそと別室へ向かった。

(続く)