人気ブログランキング | 話題のタグを見る

帰省中

帰省中_b0011238_13292891.jpg

子どもたちは今、奥さんの実家に帰省中です。


山口の大自然の中で悠々と遊んでいます。


おともだちに会えない事だけがちょっと可哀想。


僕も今週末から合流予定です(^^)v

沈まぬ太陽

今、とある小さなプロジェクトを個人的に計画していて、それを今年中には何とか社内で立ち上げたいと考えています。思い立ったのは去年の終わり。もうすぐ一年が経とうとしています。

大袈裟ではなく殆ど二十四時間、その考えが脳内の大半を占めています。子どもと遊んでいる時ですら頭の片隅ではその計画を練っていました。しかし最近は、社内での通常業務に負われて思うように計画が進まず、その焦りもあって、色々な意味で自分自身にゆとりが無くなっていると感じていました。


そんな最中、今日は気晴らしに映画を見てきました。

山崎豊子さん原作の同名小説を映画化した、渡辺謙主演の『沈まぬ太陽』(公式サイト)です。

沈まぬ太陽_b0011238_23263972.jpg



TVCMで予告編を見た瞬間から、どうしても見たいと思っていた作品でした。
久々に映画を映画館で見ましたが・・・いいものですねやはり。

とにかくスケールに圧倒されました。制作費やキャストが云々の話では無く(もちろんそれはそれですごいスケール!)、物語の奥行きのスケールがでかいという意味です。一つの場面から色んな事を感じ、連想し、想像し、そして考えさせられます。上映時間の3時間22分はあっという間に過ぎてゆきます。

映画のキャッチコピーの中にある「壮大なる人間の叙事詩」は、誇張された表現ではありません。まさにその通りだと思います。

ラストは、ありふれた言葉では表現できない巨大な感動に打たれて、エンドロールが流れ始めても身動き一つとれません(実際、席を立つ人は誰もいませんでした)。そして終わった頃には、エンドロールで流れていた曲が頭にこびりついて離れません。


久々に映画を見れてよかった。魂を揺さぶられました。
また明日から頑張れそうです。では(^^)

# by BlueInTheFace | 2009-11-10 00:11 | 映画・TVなど

佐野元春ライブハウス・ツアー『COYOTE』

7月5日(日)、佐野元春ライブハウス・ツアー『COYOTE』の横浜BLITZ公演に参戦してきた。



とてもいいライブだった。



ライブハウス特有の、大音量のサウンドが身体に響いて心地よい。ちょっとやそっと騒いでも、誰にも迷惑がかからない (笑)。僕は1Fのずっと後方にポジショニングしたが、ライブハウスという小さなハコなので、元春やバンドメンバーの表情までよく見ることができる。バンドと客席の距離が近く、普段のライブ以上に一体感を皆で共有できる。余計な演出など一切なし。シンプルにストレートに名盤『COYOTE』の楽曲を演る。

このライブで、僕は元春の「Show Real」を貫く姿勢を改めて目の当たりにし、自然と涙が溢れた。佐野元春の "Real" がいつも以上に迫ってくるように感じた。僕らと元春お互いの "Real" がより密接に連動し合った、そんなライブを体験できたと思うし、元春もそれを意図していたと思う。今回のツアーを「ライブハウス・ツアー」と銘打った理由がよくわかる。

普段のライブより時間が短かった点でやや消化不良だが、次のツアーへの期待は高まるばかり。これから『COYOTE』ツアーに参戦する人は思う存分楽しんでください。僕は来年(?)のツアーを今から心待ちにしています。


# by BlueInTheFace | 2009-07-07 11:45 | 音楽

退院しました

稔のその後ですが、昨日の血液検査で何も異常がみられなかったため、正式に退院となりました。


最初はかなり疲れている様子でしたが次第に活発になり、現在は、ちょっと心配になるくらい激しく遊んでいます。

稔が帰ってきて豊も嬉しそう。早速ケンカが始まりました。いつもの光景です。


心配をおかけしました。
ではこの辺で。


腸重積

タイトルの「腸重積」という病名を医者から告げられた時は、何だか狐につままれたような気分だった。


6月18日(木)のお昼頃、弟の稔が「おなかイタイの!」と言って泣き叫ぶ。夜勤中のため家で寝ていた僕は、尋常ではない稔の叫び声を聞いて飛び起き、妻とともに、稔を連れてすぐさま近所の大学病院へと車を走らせた。


簡単な診察の後、レントゲン撮影を経て、下された診断結果が上の「腸重積」という病気だった。その名の通り「腸が積み重なる」という病気で(参照:日本小児外科学界)、治療は緊急を要するため、診断後、即治療開始となった。治療が成功しなかった場合は、腸を切断する手術を施すこともあり得ると医師に告げられた。


診察から治療の間、僕は一緒に病院に連れてきた兄の豊とともに、病院近くの河川敷を散策した。時々病院に戻って様子を窺いつつ、かれこれ2時間は歩いた。稔のことが心配で正直散策どころではなかったが、しかし(状況をまったく理解していない)豊が楽しそうに歩いているおかげで、僕も少しは気が紛れたのだった。


結局治療は成功し、ひとまず手術は回避できた。経過の観察と再発予防のため、稔はそのまま入院。小児病棟の病室に運ばれた稔は、普段のやんちゃぶりはどこへやら、激しい腹痛と長い治療と何度も繰り返した嘔吐のおかげで、憔悴しきった表情をしていた。がんばれ稔。今は苦しいけど、すぐに良くなって家にかえれるぞ。


一日経過して今日(19日)、稔をもう一泊させた後「一時帰宅」させると医師に告げられた。来週早々に血液検査を行い、経過が順調であれば正式に「退院」ということになる。ひとまずはヨカッタ、ヨカッタ・・・。今頃は病院のベッドですやすやと寝ているだろうか。明日には家に帰れる、それまでちゃんと我慢しろよ。



・・・今回の件で、稔を見ていて一番かわいそうだなと思ったのは、病気の痛みもそうだが、豊と離れ離れにならなくちゃいけないという心の痛み。病院の小児病棟内には、健康な子供を連れて入ることができない規則なので、入院中、稔は豊の顔を一切見ることができない。生まれてこのかた、二人が一緒の寝室で寝なかった日は今まで無かった。稔は我々両親に向かって何度も何度も泣き叫ぶのだった。


「ユタカは?ユタカは?ユタカはー!?」


なお、叫ばれている当の豊は、時折淋しそうな表情を浮かべるものの、「天敵」のいない生活を心ゆくまで満喫しているように見えるのだった(笑)