<   2005年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧


さらなるステップアップを

ぐずついた天気ながらも何とか試合中は好天に恵まれて、いってきましたサッカー大会。仕事の合間を縫っては、ブログもやや放置気味に練習を重ねてきた成果を、果たして僕はこの大会で発揮することができたのか?以下簡単に試合を振り返ってまとめてみたい。

初日

第一試合:0-0で引き分け。相手はおそらく大学生。僕は後半途中から出場。まずは、課題の一つであった、バックラインでの落ち着いたボールまわしで自分なりにリズムを掴みたかったが、押し込まれていた中での途中出場だったため、誰にもそんな余裕はなく、僕はひたすら守備に専念。

第二試合:1-7で敗戦。相手は大学生のサッカー同好会。僕は先発出場で後半途中に退く。相手はかなり手ごわいチームで玉回しもうまく、快速2TOPのFWが両サイドに張って、裏を取りにいったり中に入ってかき回したり。僕はマークの受け渡しを上手く指示できず、FWに裏を取られてしまい先制点を献上させてしまった。パスの出しどころも、受け手も、両方とも掴まえきれないまま、相手に好きなようにパスをまわさせてしまったうちのチームの完敗。

二日目

第一試合:2-3で敗戦。相手は大学生中心。僕は後半開始から出場。前半半ばに味方MFが退場になり、10人になってしまう苦しい展開。この試合では、終わってから吐きそうになるくらい走りまくった。チームは負けたが、個人的にはこの試合が自分の今までの最もベターな出来だった。マークした相手は何とか抑えることが出来たし、攻撃参加でも何度か突破やチャンスを創り出すことができた。普段の練習試合ではなく、公式の大会でやれたことが今後の自信につながった。もう少しロングフィードが出来ればなお良かった。

第二試合:4-2で勝利。相手は大学生。結局対戦相手は全部大学生(泣)。最終戦にしてようやくもぎ取った勝利!僕は前半のみ出場。僕は前の試合の出来が良かったので多少油断した部分があり、一度FWに裏を取られて、またもや相手に先制をプレゼントしてしまった。チームは勝ったが、個人的にはちょっと消化不良な最終戦だった。


というわけで、大会の成績は3位入賞(ここだけの話、4チーム中の3位だが)。当然優勝を狙っていたのだが、とにかく最終戦を勝利で飾れて本当によかった。草サッカーというささやかな趣味だが、仲間ができ、こうして大会にも参加し、新たな自信と課題も見つかって、始めた頃よりもだいぶ本格的になってきたなぁと、帰ってきて改めて思うのであった。

[PR]

by BlueInTheFace | 2005-10-30 21:12 | サッカー

景気付け

いよいよ明日から、一泊二日のサッカー大会。幸い朝起きたら背骨の痛みは8割方治まっていた。会社の健康診断も滞りなく済ませ(採決の看護士さんが綺麗な人だった)、仕事の方も万事順調に片付けた。そして会社の帰り道、景気付けにいつものラーメン屋「樹利」に立ち寄った。

僕は悩んだあげく、シンプルに餃子と炒飯を頼む。となりの30代4人組女性グループが、運ばれてきたラーメンを口にして「おいしーい」と声を挙げた。そのうちの一人が「あさりタンタン麺」を食べていて、それが無性に美味そうだったので、僕もそっちにすれば良かったと少し後悔した。

頼んだ餃子と炒飯が運ばれてくる頃、混み入った店内に老夫婦が入ってきた。二人とも髪は殆ど白髪で、上品なセーターを身に纏った、年の頃は60代後半から70くらいの、地元に住む常連さんに見えた。料理を注文し終えると、二人は時折オカミさんと世間話を交えながら、実に楽しそうに微笑みを浮かべて料理が出てくるのを待っていた。僕は熱々の餃子と炒飯に舌鼓をうちながら、おそらくは一緒になって40年程にもなるであろう、この老夫婦のストーリーを勝手に想い浮かべていた。

やがて老夫婦にラーメンが運ばれてくると、それまでの微笑みが一転、二人とも真摯な顔つきでラーメンを食べはじめた。二人の間に言葉は無かった。

見れば皆が一様に、美味しさを全身で表現していた。不満そうにしてる人を、僕は今まで一人も見たことが無い。僕はこの店にいる時、店内にいる皆の事を、本当に美味しいものを共有している「家族」のように感じてしまうことすらある。この老夫婦の幸せな時間を一緒に共有出来たような気がして、なんだか僕も幸せな気分に浸る事ができたのだった。

では、行ってきます。

[PR]

背骨を痛める

朝目を覚まし立ち上がると、ふいに背中に激痛が走った。痛むのは背中の上の方の背骨で、ちょうど肩甲骨のあたりの高さだ。背骨が前にズレてしまったような感覚の痛みで、そのため背筋をシャンと伸ばすことが出来ず、今日は一日中、ヤンキーがガンをくれるように首から上を前に突き出した格好だ。

大会が近づいているので、怪我だけはしないよう充分に気を付けていたのだが・・・。おそらく変な体勢で寝てしまったのだろう。寒い夜なので長時間布団の中で丸まっていたのかもしれない。まさか睡眠中に怪我をするとは思ってもみないミツであった。

冬が苦手で寒さにはからきし弱いにもかかわらず、寝相がよくない僕はいつの間にか布団を剥いでしまう。すると余計体が冷えてしまい、寒さに震えて目が覚めた僕は、慌てて布団の中に潜り込むのだった。

ところで明日は会社の健康診断。レントゲンも撮るだろうから、もし背骨が歪んでいるとしたら教えてくれるだろうか。ちなみに去年の健康診断は、ちょうど夜勤中だったので受けなかった(後日、別の診療所で検査する予定だったが、面倒臭いので行かなかった)。2年ぶりの健康診断。どこも異常がなければいいのだが・・・。

[PR]

とりあえず最近のこと

9月から年末にかけての繁忙期に突入してから、会社では忙しい毎日が続いている。今週もなんとか無事1週間を乗り切ることができた。週の初めのほうは少し風邪気味だったのだが、気合いでやり過ごした。先週の夜勤疲れが残っていたので、滋養強壮ドリンクに頼ってしまったのが、逆に体に良くなかったのかもしれない。

忙しいとはいっても今週は午後出勤だったので、しっかりと睡眠をとっておけば、疲れが溜まることもそれほどなかったのだが、なにせ草サッカーのほうの大会が近づいているもので、初心者ミツは早起きしてランニングやらボールを使ったトレーニングやらをこなさなければならない。雨が降っていてはさすがにボールは蹴れなかったが、最低でも2kmは走った。水曜日以降は晴れ間がのぞいたので、軽くボールを使ったトレーニングもした。

ただ最近は、ボールを使ったトレーニングの前に、守備におけるステップワークのトレーニングをしているので、それが終わるとヘトヘトになってしまい、ロクにボールも蹴らずに終了してしまうのだった。というのも、先日キャプテンからようやくJFA(日本サッカー協会)のユース向けトレーニングビデオを借りることができて、そのビデオで紹介されていたステップの重要性と練習方法を見て、少しでもそのステップを体にしみ込ませなければいけないと思ったから。

というわけで、最近はブログのほうも頻繁に更新できなくなってしまったが、大会が終わればまた以前のように一日一ネタを目標にがんばっていきたい。いや、二日に一ネタかな・・。毎日ブログを更新してる人って、よく考えると凄いな。そういえば最近、携帯でブログを見られる事が分かったので、早速携帯で自分のブログを覗いてみた。するとトップにいきなり僕の自画像がドーンと出てきたので、しかも似てるので、なんだか妙な気分がしてきたのだった。

[PR]

半島を出よ

半島を出よ(上)(下)
村上 龍著/幻冬舎/2005年3月

b0011238_8341934.jpg

幻冬舎創立11周年記念特別書き下ろし作品

北朝鮮のコマンド9人が開幕戦の福岡ドームを武力占拠し、2時間後、複葉輸送機で484人の特殊部隊が来襲、市中心部を制圧した。彼らは北朝鮮の「反乱軍」を名乗った。
財政破綻し、国際的孤立を深める近未来の日本に起こった奇跡。(上巻帯より)


母親に面白かったよと薦められて読んだ『半島を出よ』。村上龍の作品を読んだのは『コインロッカー・ベイビーズ』以来だから、実に10年以上も読んでいない事になる。

この作品は、まず登場人物が異常に多い。巻頭に登場人物の一覧が記してあるのだが、それを見ただけで辟易してしまう人もいるかもしれない。だが物語を読み進めるうえで、この登場人物を全て覚える必要はない。各章ごとに語り部となる主人公が変わるスタイルの小説で、その主要人物を抑えておけば何ら支障は無い。

北朝鮮の反乱軍が福岡を武力占拠するという、非常に興味をそそられる題材を扱った小説ではあるが、その主題は、例えばイデオロギーやナショナリズムや歴史認識といった類のものではなく(もちろん、そういった部分を考えさせられる表現も多数あるが)、あくまで「人間」だと思った。村上龍は、突如極限状態に陥った福岡及び日本を舞台に、恐怖に向かいながら暮らす「人間そのもの」を書きたかったのではないだろうか。

ストーリーにエンターテイメント性を持たせつつ、この多数の登場人物を一つの小説にまとめあげた作者の力量は半端ではない。上下巻合わせて1000頁近くになる長編だが、むしろよくこの頁数で収まったなと感心せずにはいられない。

優れた表現はその聞き手・読者を路上へと誘う・・・というようなことを、昔何処かで誰かが言っていた。つまり、優れた作品のもつ秘めたパワーのようなものを感じた読者は、それに呼応するかのように、内なる想いを日常で表現しようとするものだ。その意味でこの『半島へ出よ』は、僕を「路上」へ誘ってくれる最高の母からの贈り物となった。

『コインロッカー・ベイビーズ』を、もう一度読み返してみたくなった。
[PR]

by BlueInTheFace | 2005-10-19 08:41 | 読書

デポル対バルサ

リーガ・エスパニョーラ第7節 デポルティーボ対バルセロナ@リアソール

実力伯仲の好ゲームだった。何よりホームのデポルは気合が漲っていた。 CLを控えたバルセロナはローテーションでジオ、ラーションを欠いた布陣。メッシもベンチ入りはしなかった。

前半9分、ムニティスのシュートがポストを叩き、跳ね返ったボールがフリーのバレロンの足元に。これをダイレクトで流し込みデポル先制。なんとも嬉しそうなバレロンの表情に萌えた。

バルサはポゼッションこそデポルを上回るものの、なかなかフィニッシュまで持っていけない。もう少しサイド攻撃を活性化させたいところだ。サイドでドリブル勝負できるような、例えばアトレティコのペトロフのようなプレーヤーがいれば理想的なのだが。或いはもっと効果的なサイドチェンジが欲しい。

しかし前半34分にデポルの壁ジョルジュ・アンドラーデが負傷退場し、流れは一気にバルサに傾いた。40分、デコとの綺麗なワンツーからエトーがビューティフルゴール!さらに前半終了間際、エトーのパスを受けたロナウジーニョがDFを一人交わしてゴール。前半のうちに逆転に成功。

後半6分には、デコが貰ったPKをロナウジーニョが決めて1-3(W杯予選の渦中の人、エトーはPKを蹴らなかった)。この後の十数分は完全にバルサのショータイム。特にロナウジーニョに復調気配が感じられたのが好材料だった。このまま逃げ切り、或いは追加点が奪えるようなら、昨年のような最強のバルサ復活はそう遠くないと予感させた。

だが結果的には、この時間帯で追加点を奪えなかったことがバルサに悪夢を呼び込んだ。後半26分、ムニティスのコントロールショットが綺麗な弧を描き、ビクトルバルデスの手をすり抜けるようにしてゴール!2-3と一点差に詰め寄る。息を吹き返したデポルの怒濤の攻撃の前に、同点は時間の問題かと思われた。バルサは効果的なカウンターを仕掛けられない。

後半42分、シュートの跳ね返りが今度はルベンの足元に転がり込み、これを押し込んでデポル遂に同点。歓喜に酔いしれるリアソール!バルサは、ジョルジュ・アンドラーデばかりか、後半途中に退いたバレロン、ディエゴ・トリスタンを欠くデポル相手に勝ちきれないという失態を犯した。

バルサはローテーションとは名ばかりで、実質スタメンからジオを外してシウビーニョを入れただけ。ライカールトはCLとリーガの両方を勝ち抜く為のチーム作りに苦心しているように見える。個人的にはエジミウソンのパフォーマンスに満足できない。昨日の夜に放送していたチェルシー対ボルトンを後半から見たが、チェルシーの底知れない強さに比べると、バルサは物足りない。ただ、リーガもCLもまだ序盤。リーガはクラシコに向けて、CLは決勝Tに向けて、徐々に状態を上向けていけばいい・・・。

[PR]

by BlueInTheFace | 2005-10-17 23:09 | サッカー

アトレティコ対レアル

リーガ・エスパニョーラ第7節 アトレティコ・マドリッド対レアル・マドリッド@ビセンテ・カルデロン

この日のマドリッド・ダービーに詰め掛けた報道人の数は歴代最高なのだそうだ。相変らずの盛り上がりをみせる試合開始前のスタジアム。マドリッド市におけるレアルとアトレティコのサポーターの割合は7:3程度。このレアル人気の多さについて、とある筋金入りのアトレティコファンはこう表現した。「レアルファンはのようなもの。我々アトレティコのファンは、土中に隠れるのようなもの。」

さて前半6分、いきなり試合が動く。PA手前でジダンが横パス
          ↓
ラウールがスルーして前方に走る
          ↓
ボールを受けたロナウドがダイレクトでラウールにパス
          ↓
キーパーと1対1になったラウールに対し、横からアントニオ・ロペスが足を投げ出すが、これがボールではなく足に入ってしまい、判定はPK。

騒然とするビセンテ・カルデロン。猛然と審判に詰め寄るアトレティコのイレブン。だが当然判定は覆らない。さらに、決定的場面を阻止したとしてアントニオ・ロペスにはレッドカードが出された。信じられないといった表情でピッチを後にするアントニオ・ロペス。おまけでケジュマンにもイエローカードが出された。このPKをロナウドが難なく決めてレアル先制。

驚くべきは、これが熱狂渦巻くマドリッド・ダービー初裁きとなる審判の、冷静で毅然とした態度だ。彼の表情から、自分の判断にたいする揺るぎない自身が見てとれた。相当頭に血が上っていると見られたF・トーレスを、冷静に注意するシーンもあった。

一点先制され、一人退場になってしまったアトレティコ。10人で懸命の反撃を見せるも、後半16分、2点目をロナウドに決められた時点で事実上のThe End。終了間際にもオウンゴールで加点したレアルが、アトレティコを0-3という大差で下した。

試合は一方的になってしまったが、アトレティコの左サイドハーフ、マルティン・ペトロフの突破には何度も驚かされた。バルセロナも、彼を捕まえることが出来ず痛い目にあわされた。まさに孤軍奮闘といった感じで、サポーターからも大きな拍手を受けていたのが印象的だった。

[PR]

by BlueInTheFace | 2005-10-17 21:41 | サッカー

ウクライナ対日本

ウクライナ対日本@キエフ オリンピックスタジアム

気温10度の冷たい雨が降るキエフのピッチに日本代表が降り立つ。ラトビア戦で試合終了間際に不甲斐ない失点を喫してしまった日本は、今日の試合は内容とともに結果を残したい。迎え撃つウクライナ代表は、エースのシェフチェンコを発熱で欠くばかりか、8日に行われたW杯予選のアルバニア戦からスタメン9人を入れ替えてきた。

テレビ朝日の「決意の東欧遠征」というキャッチフレーズがしつこくこだまする。誰に何を決意したのかサッパリわからない中キックオフ。1軍には程遠いメンバーのウクライナだが、フィジカル、ボールまわしで日本を凌駕し主導権を握る。日本は攻撃を仕掛けても、ウクライナの早い寄せにあい、バイタルエリアを攻略できない。相手のサイド攻撃を警戒して、アレックスと駒野も効果的なオーバーラップが出来ない。

今日のウクライナは、スケールを小さくしたスペイン代表のようだった。ロングボールを多用した攻撃は殆んどなく、細かなパスをが主体。そして時折サイドチェンジを有効に使い、サイドをガンガン突いてくる。だが日本も守備では数的有利をつくって、ウクライナに決定的なチャンスを殆んど与えなかった。前半も半ばを過ぎると、日本は徐々に攻撃のリズムを掴むようになり、何回かチャンスもあったが決定的なシュートは打てず。白熱した攻防が続いたが前半はスコアレスのまま終了。

後半、日本はツートップの一角、高原に代えて鈴木を投入。高原はウクライナの大型DFを相手にポストプレーも割とよくこなしていたように見えたが・・・。高さのある鈴木のポストプレーから攻撃の起点を作り、柳沢のスピードを活かそうとしたのだろうか。しかし仮にジーコがそのようなプランを持っていたとしても、それは後半8分の中田浩二のレッドカードによる退場で、全て台無しになってしまった。中田浩二のあのタックルは、軽率だったとしかいいようがない。ピッチのイレブンと、スタンドやTVの前の日本人の誰もがガッカリした瞬間だっただろう。

その後日本は柳沢に代えて箕輪、頭に血がのぼっているアレックスに代えて村井、疲れのみえる中村に代えて松井を投入。ウクライナの猛攻を何とか凌ぎ、反撃の機会を窺った。松井が入ってからは日本も何度か攻撃に転じ、個人的に五輪予選の頃から惚れ込んでいる駒野の、積極的なオーバーラップが見られ始めたのが嬉しかった。また村井は好守ともにアレックスより数倍期待が持てると確信した。そして好守にわたって獅子奮迅の活躍をした中田英の存在が、チームに必要不可欠であることも再確認できた。

しかし後半43分に、今日代表デビューの箕輪がペナルティエリア内でファールを犯してしまいPKを献上。ラトビア人審判によるこの裁きは微妙で、アウェイであることを差し引いても、全員の頭の上に大きなクエスチョンが浮かぶ判定だった。しかし判定云々よりも、日本が猛攻を浴びるきっかけを作ってしまった中田浩二のラフプレーこそが、PKを与えることになってしまった最大の要因だろう。これを冷静に決められ、ついにウクライナ先制。ロスタイムに坪井に代えて大久保を投入するも、大久保は一回もボールに触れることなく試合終了。嘉人が出来たのは、キエフの濡れた芝の感触を確かめることだけだった。

試合後のインタビューで中田英も言っていたように、非常に緊迫したいいゲームだった。理想は日本がこのレベルを相手に、もう何メートルか前でボールを奪い速攻を仕掛けたい。ウクライナは日本を相手にそれが出来ていた。W杯本番のウクライナは、この堅いディフェンスを土台としたチームに、さらにスタメンが揃い大御所シェフチェンコも出てくるのだから、コンディションが良ければベスト4まで行くことも充分ありえそうだ。

片や我等が日本代表は、正直ベスト4など夢のまた夢と言わざるを得ないだろう。まぁ例え今調子が良くて、親善試合で勝ちまくったとしても、それはそれで怖い気もするが。とにかく、チームとしても個人としても、浮き彫りになった課題を一つ一つ消化していく以外にレベルアップの道はない。「決意の東欧遠征」という名の武者修行で、結局はそのことを思い知らされた。

[PR]

by BlueInTheFace | 2005-10-13 10:57 | サッカー

風に立つライオン

中島みゆきの『大吟醸』に引き続き、『さだまさしベスト(DSDリマスタリング豪華盤)』に聴き入る。

曲目:1 . 北の国から'93/2 . 道化師のソネット/3 . 雨やどり/4 . 案山子/5 . 関白宣言/6 関白失脚/7 . 秋桜/8 . 精霊流し/9 . 無縁坂/10 . 親父の一番長い日/11 . 防人の詩/12 . 風に立つライオン

おぉ素晴らしきマサシングワールド! 何故僕は今まで、こんな素晴らしい楽曲たちの存在を半ば無視し続けてきたのだろう。『大吟醸』を聴いた時にもそう思った。新しい世代による新しい表現に心躍らせつつも、その一方で巨匠たちが奏でた名曲に心奮わせる。最近の僕は、どちらかというと後者の方に傾きつつある。もう無邪気に若くはないんだなぁと思う。そして、そんな自分が好きだったりもする。


アルバムの最後を飾る『風に立つライオン』は、その歌詞だけを取り出してみても充分に優れた散文詩として通用する、壮大なスケールのストリングスによって奏でられた名曲だ。

たった今、ネットで検索してこの『風に立つライオン』という曲が生まれた経緯を知った。一人の日本人医師が、アフリカの病院で体験した医療活動の報告を、さだまさし氏が彼の感性によって曲に仕上げたものらしい。詳細は、NPO法人(特定非営利活動法人)「風に立つライオン」の、News Letter No.12を参照。

風に立つライオン

作詞/作曲:さだまさし

突然の手紙には驚いたけど嬉しかった
何より君が僕を恨んでいなかったということが
これから此処で過ごす僕の毎日の大切な
よりどころになります ありがとう ありがとう

ナイロビで迎える3度目の4月が来て今更
千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が悲しくて
故郷ではなく東京の桜が恋しいということが
自分でもおかしい位です おかしい位です

3年の間あちらこちらを廻り
その感動を君と分けたいと思ったことがたくさんありました

ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが
一斉に飛び発つ時 暗くなる空や
キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット
何より僕の患者たちの 瞳の美しさ

この偉大な自然の中で病と向かい合えば
神様について ヒトについて 考えるものですね
やはり僕達の国は残念だけど何か
大切な所で道を間違えたようですね


去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました
こんな所にもサンタクロースはやってきます
去年は僕でした
闇の中ではじける彼らの祈りと激しいリズム
南十字星 満天の星 そして天の川

診療所に集まる人々は病気だけれど
少なくとも心は僕より健康なのですよ
僕はやはり来て良かったと思っています
辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです

あなたや日本を捨てたわけではなく
僕は「今」を生きる事に思いあがりたくないのです

空を切り裂いて落下する滝のように
僕はよどみない命を生きたい
キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空
僕は風に向かって立つライオンでありたい

くれぐれもみなさんによろしく伝えてください
最後になりましたが あなたの幸福(しあわせ)を
心から遠くから いつも祈っています

おめでとう さようなら


この曲に出会えた僕は本当に幸運だと思った。ありがとうさださん。
[PR]

by BlueInTheFace | 2005-10-12 18:48 | 音楽

時代

昨日の草サッカーで疲れた体が、しっとりと聞き入れる音楽を欲していたのだろうか。帰り道に久々にTSUTAYAに寄り、何枚かCDを借りてきた。J-POPのコーナーを一通り覗き、以前から借りたいと思っていた数枚をセレクトした後、向かった先は「大人の音楽」と銘打たれたコーナーで、要するに、J-POPのカテゴリーに入れるにはちょっと無理がある、偉大な先輩達のアルバムを集めたコーナーだ。

そのコーナーで僕が選んだアルバムは、2002年に発売された中島みゆきのベスト盤『大吟醸』と、2003年に発売の『さだまさしベスト(DSDリマスタリング豪華盤)』の2枚。昨日の夜は、まず中島みゆきの方を聞いてみた。

感想。素晴らしいの一言♪リアルタイムで聞いていた曲のほうが少なかったが、ドラマ『家なき子』の主題歌『空と君のあいだに』や、工藤静香に提供した『慟哭』のセルフカバーには思わず「おぉ懐かしい♪」と声をあげてしまった。一番お目当ての曲は、ズバリこれ。

今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には
なれそうもないけど

そんな時代もあったねと
いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみ繰り返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わって めぐりあうよ

旅を続ける人々は
いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアを出る
たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても

めぐるめぐるよ 時代はめぐる
別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ

まわるまわるよ 時代はまわる
別れと出会いを繰り返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ

今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ


中島みゆき初心者にとって、やはり名曲『時代』は欠かせない。曲目解説を読み、この曲が大ヒットを記録していない事を知って驚いた。しかし本当の名曲は、そんな「ヒット」とかいう概念をも超越したものなのだろう。まさに時代を超えて愛される名曲『時代』。何度聞いてもじんとくる。
[PR]

by BlueInTheFace | 2005-10-10 11:32 | 音楽