カテゴリ:音楽( 43 )


佐野元春ライブハウス・ツアー『COYOTE』

7月5日(日)、佐野元春ライブハウス・ツアー『COYOTE』の横浜BLITZ公演に参戦してきた。



とてもいいライブだった。



ライブハウス特有の、大音量のサウンドが身体に響いて心地よい。ちょっとやそっと騒いでも、誰にも迷惑がかからない (笑)。僕は1Fのずっと後方にポジショニングしたが、ライブハウスという小さなハコなので、元春やバンドメンバーの表情までよく見ることができる。バンドと客席の距離が近く、普段のライブ以上に一体感を皆で共有できる。余計な演出など一切なし。シンプルにストレートに名盤『COYOTE』の楽曲を演る。

このライブで、僕は元春の「Show Real」を貫く姿勢を改めて目の当たりにし、自然と涙が溢れた。佐野元春の "Real" がいつも以上に迫ってくるように感じた。僕らと元春お互いの "Real" がより密接に連動し合った、そんなライブを体験できたと思うし、元春もそれを意図していたと思う。今回のツアーを「ライブハウス・ツアー」と銘打った理由がよくわかる。

普段のライブより時間が短かった点でやや消化不良だが、次のツアーへの期待は高まるばかり。これから『COYOTE』ツアーに参戦する人は思う存分楽しんでください。僕は来年(?)のツアーを今から心待ちにしています。

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by BlueInTheFace | 2009-07-07 11:45 | 音楽

元春と織田裕二

仕事に“こだわり”を持ち続けるBIGな男二人の、見事なコラボレーションでしたね。

昨日の『ぼくらの音楽』。メインゲストの織田裕二が、コラボ相手に憧れのアーティストである佐野元春を呼び、若い頃何度も励まされたという『SOMEDAY』 を、二人で熱唱しました。

織田裕二をさすがだなと思ったのは、昨日の『SOMEDAY』が、織田裕二の『SOMEDAY』になってた事。その織田裕二と真摯に向かい合って歌う元春からは、慕ってくれる後輩アーティストへの“真心”が伝わって来ました。

二人とも、半端じゃないオーラを持ってましたよ。

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by BlueInTheFace | 2008-10-18 08:36 | 音楽

BAD COMMUNICATION

10月7日に放送していたNHK「B'zはなぜ売れるのか」を見た。B'zの結成20周年を記念した特別番組で、メンバー二人に密着して、曲作りやライブのリハーサルなどの様子を伝えてくれる内容だった。

番組タイトルである「B'zはなぜ売れるのか」という問いに対して、番組の制作者サイドはラストで「あたりまえのことを、愚直なまでに努力し続けた」結果だと解答した。松本が保ち続けたギターへの情熱は誰にも負けないものだとよく分かったし、稲葉が続けているストイックなまでの自己管理は、凡人には決して真似できるレベルではなかった。

松本が曲を作り稲葉が詩を乗せる、というスタイルを20年間貫いたB'z。松本は稲葉の詩を「絶対に否定しない」でいいところを引き出そうとし、稲葉もそれに応えて作詞には妥協を許さなかった。二人は、今までに何度ぶつかり合ってきたのだろう。二人で行う創作活動は、一人で行うのとはまた違った消耗を、心身ともに余儀なくされる。これを20年間続けてこれたというだけでもすごいと思う。

さらに、僕が一番すごいなと感じたのは、彼らが自分たちの信念を曲げず、いいと思うことをやり続けたこと。僕は初期の彼らの代表作『BAD COMMUNICATION』を初めて聞いた時、これはあの著名アーティストのパ○リだと直感し、それ以後も、この直感以上の感想をこの曲に抱くことはできなかった。しかし、この番組のラスト近くで放送された、ライブでの『BAD COMMUNICATION』を聞いているうちに、僕は自然とこの曲を「いい曲だな」と思うようになった。

Hey, Hey Give me your body no, no それだけでいい
本音押し殺して 夜が明けるまで
Hey, Hey 分からない Any more 君の事
意味深な言葉で核心にせまらないで


本音を隠した安易な関係を好み、でもその事に疑問と恐れを抱いている一人の主人公。この曲は、詩がメロディの疾走感をより引き立たせ、さらにメロディが詩の行間を語って膨らませるという、素晴らしい相乗効果を発揮している。先入観を捨てて素直に聞けば、この曲はとてもセクシーだ。

彼らがこの曲を、愚直なまでにライブでやり続けたことにより、この曲に否定的だった僕の心にも、彼らの信念がしっかりと伝わった。これは大変なことだと思う。「あたりまえのことを、愚直なまでに努力し続ける」事がどれほど凄い事か、改めて思い知らされた。
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by BlueInTheFace | 2008-10-11 18:39 | 音楽

ながぐっちゃん

もうすぐ梅雨が終わりそうな気配の昨今ですが、僕の頭の中には、こんな雨の曲が流れ続けています

ながぐっちゃん

作詞:もりちよこ 作曲:柴草 玲

ながぐつの ながぐっちゃん!!
きょうは お外で 遊べない
だって ぽかぽか 晴れた空
雨が 降ったら いいのにな…

ピピポ ラララ タプタラタン
ピピポ ラララ ながぐちゃん!!

たいくつな ながぐっちゃん!!
くつの クリーム いたずらで
ほっぺ ぺたぺた 塗っちゃった
ありゃりゃ まっ黒どうしよー!?

ピピポ ラララ タプタラタン
ピピポ ラララ ながぐっちゃん!!

雨ふりだ ながぐっちゃん!!
カサくん カッパちゃんも うひゃひゃのひゃ
みんな ぱちゃぱちゃ 水たまり
びしょ濡れ とっても いいきもち
まいにち 雨だと いいのにな・・・

ピピポ ラララ タプタラタン
ピピポ ラララ ながぐっちゃん!!

ピピポ ラララ タプタラタン
ピピポ ラララ ながぐっちゃん!!

ピピポ ラララ タプタラタン
ピピポ ラララ ながぐっちゃん!!

ピピポ ラララ タプタラタン
ピピポ ラララ

ながぐっちゃ~~~ん!!


NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」で流れていた曲。
6月の「今月のうた」だったので、7月の今はもう放映していません。残念。。。
僕はこの曲がとにかく好きで、歌詞、メロディ(作曲は、Coccoの「強く儚い者たち」で有名な柴草玲さん!)、映像の全てがツボでした。

雨が大好きな、長靴のながぐっちゃん。毎日雨だといいのにな・・・と願いつつ、ピピポ ラララ踊ってる。でも映像の最後では、虹が出てお天気になっちゃう。視聴者の子どもたちの心の琴線にキュッと触れて、魂の栄養を育んでくれる、とてもいい曲でした。

さぁ、もうすぐ真夏がやってきますね。


*この曲に興味のある方は、YouTubeで探してみてください。
著作権侵害の恐れがあるので当方ではリンクしません。
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by BlueInTheFace | 2008-07-18 05:31 | 音楽

歌を歌うということ

こんばんはミツです。先週の日曜日から、妻と子どもたちが実家の山口に帰省していて、僕は久しぶりに独身貴族を味わっています。とはいっても、先週は仕事が急に忙しくなったりなんだりで、「家に帰ってレトルトの食事を済ませて寝る→起きて会社に行く」をただ繰り返すだけの虚しい日々でした。今までが賑やかだった分、帰宅した時の静寂は僕の想像を遥かに超えています。僕は来週の日曜日に山口まで迎えにいき、20日に東京へと戻る予定です。

   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

ところで、現在我が家は幸運にも二人の子宝に恵まれましたが、それ以前は、妻が不妊治療に苦しんだ時期も長くありました。僕は傍らで励ます事しかできず、実際に治療を受けていた妻の頑張りには頭が下がる思いでした。お互いの両親にもかなり気を使わせてしまったし、友人や同僚に対しても同様だったと思います。僕ら夫婦は、直接的・間接的に僕らを温かく見守ってくれている、すべての人に感謝しています。

実際に妻の不妊治療を見守ってきた一人の夫として、倖田來未さんに言いたい事があります。

人の痛みを自分の痛みとして受け止める事のできない、想像力・感受性を欠いたあなたに、歌を歌う資格はありません。歌を歌うということ、歌手であるということの意味をもっとよく考えてください。あなたは女性だけではなく、闘う女性をサポートする全ての人間を侮辱したのですよ。

   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

さて、明日くらいは買い物にでも行って、手料理でも作って食べてみようか・・・と・・・。

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by BlueInTheFace | 2008-02-10 22:59 | 音楽

気高い孤独でありたい

佐野元春の最新アルバム『Coyote』が発売されてから約1ヶ月半の、ほとんど毎日を僕はこのアルバムと共に過ごしている。そしていつも思う。スガシカオやぐっさんの感想と同じセリフだけど、僕も言わせてもらうよ。「佐野さん、『Coyote』最高です!」

個人的にイマイチ好きになれない1曲を除いて、どの曲も皆素晴らしい。中でも『君が気高い孤独なら』は、僕にとって特別な響きを持つ曲の一つだ。

『君が気高い孤独なら』は軽快でソウルフルなダンスナンバー。時に「孤独」をネガティブなものと捉えそうになる“君”を、「気高い」または「蒼い」とクールに肯定し、そしてそれは“sweet soul”であり“blue beat”なのだと説く。何度絶望してもなお、元春は「もう一度/このどうしょうもない世界を/強く解き放たってやれ」と陽気に力強く歌う。その陽気さと力強さが、理屈を越えた説得力を伴って、僕らに生きる喜びと希望を与えてくれる。

「僕らにはこの音楽がすぐそばにある」と元春は歌う。うん、確かにその通りだ。どうもありがとう元春。この楽曲を僕は、元春と同世代の人はもとより、僕と同世代またはもっと若い世代の、元春を知らない人にも聴いて欲しいと思う。性別・世代を越えていつの時代にも存在する、普遍的な存在としての「孤独な君」。この軽快でソウルフルなダンスナンバーは、そんな僕らを希望へとクールに導く、スピリチュアルな愛のメッセージに満ちている。

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by BlueInTheFace | 2007-08-04 02:43 | 音楽

父と子

僕が18か19の頃、母親が聴いていたこのアルバムを偶然耳にして、あまりの良さに僕は衝撃を受けた。谷村新司のアルバムはこれ一枚しか聴いた事がないが、この一枚を聴いたが為に、僕の中で谷村新司という人の存在は、今でも特別なものとなっている。

b0011238_225831.jpg『父と子』
谷村新司
1982年
保坂延彦監督映画『父と子』のイメージ・アルバム

収録曲
1. 父への遺言/2. 青年の樹/3. マイ・ボーイ/4. 陽はまた昇る/5. 去年の雪/6. それぞれの秋/7. 残照/8. 昴-すばる-


このアルバムは、表題どおり「父と(息)子」の関係に焦点をあてて創られたもの。今も僕の中に残る「父親像」の原型らしきものは、3曲目の『マイ・ボーイ』という曲を聴いて、殆ど決定付けられた。それと同時に、今までとは違った目線で自分の父親を見る、良いきっかけを与えてくれたアルバムでもある。

マイ・ボーイ
作詞・作曲/谷村新司

マイ・ボーイ
いつの日か
この手を離れて
大空に逃げて行く時は
黙ってお行き

マイ・ボーイ
さよならの言葉はいらない
心の赴くままに
駈けていけばいい

お前がこの世に生まれたあの日の空は
いつまでも瞳の中に焼き付いて消えないから

マイ・ボーイ
節くれたこの手で
お前のその頬に触れておこう
お前が気付かぬうちに

マイ・ボーイ
この胸の熱い高鳴りを
お前に伝える術は無いけれど
感じておくれ

マイ・ボーイ
この胸を力の限り
その脚で蹴って飛び上がれ
あの日のあの空へ

私はお前の為だけに生きてはいない
自分の為に生きて
そして愛する人の為に

マイ・ボーイ
傷つく事を恐れちゃいけない
辛くなった時は
この空の青さを信じればいい

私がこの世に生まれた
その日の空を
私の父もきっと忘れず
生きていたに違いない

マイ・ボーイ
いつの日かこの手を離れて
大空に逃げて行くときは
黙ってお行き

私がそうしたように
逃げてお行き


余談だが、元春の詩の一節に「光の中に逃げていくよ 君と」というのがある。この『マイ・ボーイ』もまた、「逃げる」という単語の使い方が、抜群に上手いなと思った。
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by BlueInTheFace | 2007-05-01 22:40 | 音楽

VOICE 〜cover you with love〜

元「Do As Infinity」のボーカルで、現在はソロアーティストとして、歌に舞台にと大活躍の伴都美子さん(オフィシャルサイトはこちら)の、3/28に発売されたアルバム『VOICE 〜cover you with love〜』を聴いた。彼女自らが選曲したというカバーアルバム。曲目は以下のとおり。

『VOICE 〜cover you with love〜』
1. home (川村結花)/2. 夜に傷ついて (アンルイス)/3. 彼女 (佐野元春)/4. コーヒー・ルンバ (井上陽水)/5. 優しい雨 (小泉今日子)/6. はじまりはいつも雨 (ASKA)/7. 少女 (五輪真弓)/8. 見上げてごらん夜の星を(坂本九)/9. TRUTH'94 (TRF)/10. IF (BREAD)/11. 切手のないおくりもの (財津和夫)/bonus track. 夢路 -acoustic version-


このアルバムを会社の後輩から借りたのは、3曲目の『彼女』が目当てだったのだが、ほかの曲も思いのほか良かった。そもそも会社の後輩が筋金入りの『Do As〜』のファン。しかしその後輩は、仕事の全然出来ない不器用で愚図な男だったので、僕の中での『Do As〜』のイメージはそれほど良くなかた。ところがこのアルバムを聴いて、僕の中の伴都美子に対するイメージはガラリと好転した(つられて後輩に対するイメージも好転)。

過去を静かに受け止めたうえで今を生きようという、決意溢れる物語の11曲(+1曲)。演奏はクールに、そして歌声は力強く。聴けばポジティブな自分になれる事間違いなしの、完成度の高い一枚だ。

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by BlueInTheFace | 2007-04-22 00:55 | 音楽

今年も家でゴロゴロ

佐野元春が年末の「カウントダウンジャパン」ライブに出演するとの情報を、随分前に得ていた(もう年末が話題になる季節か・・・)。いつも家でゴロゴロしながら新年を迎えるのが恒例になっている僕は、よし今年は幕張で年越しだ!と気合を入れてみたものの、日程的に折り合いがつかず断念せざるを得なかった(とは言っても家でゴロゴロするのは変わらないw)。

カウントダウンジャパンは、元春以外にも名うてのミュージシャンが粒ぞろいだ。中でも個人的に超注目のアーティスト、中村一義率いる「100s」と、最近お気に入りの「Salyu」を、元春と一緒に拝めるまたとないチャンスだっただけに、参加できないのが残念でならない。

ちなみにSalyuは最近 Excite Music でブログを始めている。ブログ内にてPV視聴も出来るので、興味のある人は是非聴いてみて欲しい。小林武史ワールド全開のサウンドはなんだか久々のような気がして逆に新鮮だ。

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by BlueInTheFace | 2006-10-14 02:52 | 音楽

Every Single Day

今夏発売されたBONNIE PINKのベストアルバム『Every Single Day-Complete BONNIE PINK(1995-2006)-』。最近僕が最も頻繁に聴いているCDだ。(BONNIE PINKのオフィシャルHPはこちら

記憶では、僕が彼女の存在を知ったのは確か1997年の頃。おそらく佐野元春つながりだったと思う。初期のアルバム『Heaven's Kitchen』は当時、僕が最もよく聴いていたアルバムの一つだった。その後しばらく彼女の音楽とはご無沙汰していたが、2000年に発売された、佐野元春のコンピレーション・アルバム『GRASS』にて、久々に彼女の歌声を発見。二人がデュエットした『石と卵』は、オリジナル曲の魅力とはまた違った側面を打ち出してくれている(かつて矢野顕子が『SOMEDAY』の隠れた魅力を引き出してくれた時と同じように)。

ところでこちらのサイトでは、元春とBONNIE PINKがデュエットした『石と卵』をフルバージョンで聴くことが出来る。当然歌詞も全文掲載されているのだが、このサイトは全て韓国語であるため、元春ファン及びBONNIE PINKファンは、韓国語に翻訳された歌詞を見ることができるというマニア的喜びを得ることができる。


さて、そんなこんなで手にした彼女のベスト盤。最近彼女の音楽からご無沙汰していた僕にとって、待ちに待っていたアルバムだ。強さと脆さが同居した彼女の表現の魅力はそのままに、近年の彼女の曲は、その脆さ自体を楽しむ余裕があるように思える。彼女の生の歌声が聴きたい。久々に、元春以外のライブに足を運んでみようか・・・。

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by BlueInTheFace | 2006-09-09 10:33 | 音楽