結婚記念日

本日(7日)は我々夫婦の結婚記念日である。しかも10周年記念というめでたい日だ。という訳で、有楽町あたりで待ち合わせて、二人でリッチな外食でもと思い、定時であがらせてもらうよう事前に会社にお願いしてあった。しかし、何だかんだで結局会社を出たのは夜8時になってしまい、リッチな外食の計画はお流れ。家の近所にあるありふれたレストランでの、ささやかなお祝いとなった。

レストランでは、10年を振り返ってあんな事こんな事色々あったね・・・という話にはならず、お互い、学生の頃よく寝坊しては、遅刻を免れる為にどれだけ死に物狂いで走ったか、その必至さのレベルを競いあった。残念ながらこの勝負は僕の負け。僕はバス停までのたかだか2分弱をダッシュしたに過ぎなかった。しかし彼女は、最寄り駅まで自転車で片道20分の道を7分で走破した。線路沿いの道を電車と並走し、電車と同時に駅に到着し、猛然と改札を潜り抜けて、ドアが閉まる寸前間に合うのだった。

記念日云々の話は男よりも女のほうが断然覚えているもので、我が家もその例からは洩れない。しかしこと結婚記念日に関する限り、うちの奥さんはどうも忘れがちになるようだ。去年は二人ともすっかり忘れていて、1週間ほど過ぎたある日、僕がふと思い出して「そう言えば結婚記念日は先週だったな」と告げると、奥さんは「あ!」と素っ頓狂な声をあげた。記念の日の行事を大切にするという意味では古風な一面もある奥さんだが、その記念日を忘れていたのでは元も子もない。

それで今年こそはという話になるのだが、一昨日の日曜日、僕はフットサルの試合に行き、帰ったらビデオでバルサの試合を見てたりして、奥さんのことを一日中放ったらかしにしていた。プレゼントも何も用意していない。僕はちょっと罪悪感に苛まれつつ「明後日(7日)は、どこかで食事でもしようか」と誘ってみた。ところが奥さんは「何で?」と不思議そうな顔。・・・僕は敢えて無言。するとその数秒後、奥さんは1年前と全く同じリアクションで「あ!」と素っ頓狂な声をあげたのだった。

こうやって書くと仲の悪い夫婦のように感じるかもしれないけれど、実はこれでもうまくいってるんですよ(・・・とフォローしてみる)。なんせ10年も一緒なわけだからね。

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