世界バスケも見たのだった

今週の日曜日に埼玉スーパーアリーナで決勝戦が行なわれた世界バスケ。僕が、サッカー以外で唯一金を払って見てみたいと思う、それがバスケの試合。普段はNBAも全く見ておらず(見る手段がない)、選手の名前どころかルールの詳細も覚束ないのだが、バスケの国際試合はなぜか魂を揺さ振られる。

だから本当は、少なくとも決勝トーナメントは全部テレビで見たかったのだが、時間的に折り合わず断念(なぜ日本でやってる大会なのにテレビ中継は深夜なのだ!)。残念ながら、決勝戦のスペイン対ギリシャのみをテレビ観戦するにとどまった。

華やかな攻撃バスケのイメージが先行するNBAとは違って、国際試合のバスケは、チーム一丸となった組織的な守備の出来が勝敗を大きく左右する。この日のスペインの守備はそれこそ“無敵艦隊”そのもので、スペインの“蟻も通さぬ”激しいプレスの前に、欧州王者ギリシャは王者の片鱗を全く見せることが出来なかった。スペインはいい守備がいい攻撃のリズムを作り出す好循環。終わってみれば70対47でスペインの圧勝だった。ワンサイドゲームではあったが、いいゲームだったと思う。

もしかするとギリシャは、準決勝のアメリカ戦で全てを出し尽くしてしまったのかもしれない。一番美味しい試合を見逃してしまった気分だ。点の取り合いではなく、相手の良さを消す守備的なバスケが見たい(潰しあいになろうが、バスケの場合はサッカーとは違って得点シーンが多い)と、僕は常々思っていた。最強の個人技を誇るアメリカの良さを“消す”には最高の守備が要求される。そんな最高の守備がお目にかかれる滅多に無いチャンスを見逃してしまったのは残念だが、決勝戦でスペインが最高の守備を見せてくれたので、まぁ良しとしよう。

さて、見事に初優勝を遂げたバスケのスペイン代表だが、かたやサッカーのスペイン代表はいまだワールドカップを優勝できていない。「バスケットの代表同様に、僕らがいつかその歴史を変えることができると信じている」と語るF・トーレス(スポーツナビ参照)だが、まずはバスケのスペイン代表が見せた、組織的な粘り強い守備をお手本にする必要があるだろう。それともう一つ、バスケのスペイン代表には、妙に髭ヅラの男が多かった。顔を天地逆さまにひっくり返しても顔になるような濃厚な髭ヅラ。まずは“ルックス”から真似て相手を威嚇するところから始めるのもいいかもしれないと思った。


※今日のイエメン対日本はリアルタイムで見られないので、ネット閲覧は今夜から明朝まで控えさせていただきます。

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