明らかにされた“佐野語”

2005年6月に発売された『ロック画報(20)』の佐野元春特集号の誌面で、元春がキャリアの初期から活動を共にしていた“先輩”西本明が、インタビューで次のように語っていた。

聞き手:西本さんはその後(ザ・ハートランド解散後)の、ホーボー・キング・バンドでの活動にも参加されていますね。

先輩:最初の頃、僕は彼らに“佐野語”を翻訳する係なのかなと思ってたんですけどね(笑)彼がバンドとコミュニケートできるまでの仲介役っていうか。・・・

当時このインタビューを読んだ僕は、“佐野語”とは一体どんなものなのか、気になって仕方がなかった。その“佐野語”の正体の一端が、先日7月30日のTOKYO F.M.「SUZUKI Talking F.M.」にて遂に明らかにされた。

番組は、福山雅治が自分の知っている“佐野語”の真意を元春に問い正す形で進行した。そのやりとり自体がものすごく面白かったわけだが、ここでは、明らかにされた二つの“佐野語”を紹介するだけに留めたい(長くなるからね)。


リバービー
意味:演奏に、より深くエコー(リバーブ)をかける事。
用法:「そこ、もうちょっとリバービーに」


ニールヤンギッシュ
意味:ニールヤングっぽい感じ
用法:「佐橋君、今のフレーズ、もうちょっとニールヤンギッシュに!」

※ただし、あまりにニールヤンギッシュな演奏をしてしまうと、元春から「佐橋君、今のね、too much ニール(ニールヤング過ぎる)」と言われてしまうので注意が必要だ。


元春は最初、ニールヤンギッシュなんて言った記憶はない、佐橋君の話には尾ひれが付いている、などと言っていた。しかし、佐橋君と交流がありその当時の状況を詳しく知っていた福山雅治に、当時の状況をリアルに再現されると、元春は「あながち間違いではない」と自らの発言を認めた。ちなみに、今では福山雅治もレコーディングの現場でこれらの“佐野語”を使用してるという。
[PR]

by BlueInTheFace | 2006-08-02 10:50 | 音楽