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甲府対横浜

Jリーグ第9節 甲府対横浜@小瀬スポーツ公園陸上競技場 の一戦をTV観戦。

0-0のまま終盤を迎え、甲府の疲れもあってようやく横浜が中盤で主導権を握れるようになったが得点に至らず、逆に後半ロスタイムに横浜がまさかの失点。甲府はエースFWバレーの劇的決勝弾で久しぶりの勝ち点3をGETした。ローカルな雰囲気漂う小瀬競技場に大挙押し寄せた約15,000人のファンは大喝采。横浜の選手は終了のホイッスルとともにピッチに崩れ落ちた。

甲府は8番倉貫を中心とした小気味良いパスサッカーで、観客を湧かせる場面を何度も創った。DFがもっと安定すれば上位進出の芽は充分にあるチームだと思った。この日の甲府は、闘志溢れる前線からのプレスで横浜の攻撃をシャットアウトできたが、それは横浜の連携の悪さに助けられたおかげでもあった。

横浜は久しぶりの4-4-2のフォーメーションが、特に攻撃時において、まるで機能していないように僕には思えた。岡田監督の試行錯誤はもうしばらく続くだろう。ピッチに出た選手は、チームのやり方を信じ、勝利への執念を前面に押し出したプレーをもっと見せて欲しい。具体的に言うと、多少のリスクを冒してでももう少しチーム全体のポジショニングを押し上げて、攻撃による圧力を相手にかけ続けて欲しい。その為にも、まずは勝利。勝つことでチームが自信を取り戻すことがなにより重要だ。


by BlueInTheFace | 2006-04-24 01:21 | サッカー