果たして宇宙人は来訪したのか

地球外文明というものの存在を僕は信じている。この広大な宇宙に散らばる無数の銀河。その銀河を泳ぐ無数の恒星たち。そしてその恒星を周回する惑星。無限とも思えるおびただしい数の惑星の存在は、そのどこかに文明の一つや二つはあるだろうという、多少のロマンスも混じった確信を僕たちに抱かせてくれる。

しかし、宇宙人の地球来訪となると話は別だ。空飛ぶ円盤や頭の大きな宇宙人の写真などはTV等でよく見るが、僕はそれを一度も真に受けたことはなかった。仮に宇宙人が存在するとすれば、少なくとも地球から数百、数千光年は離れているであろう彼らの住むその惑星から、一体どのような方法を用いて地球を訪れるというのか?地球人の常識に照らし合わせたら、およそ不可能であるとしか考えられない。

ところが、最近知人から借りた「神々の遺産」(モーリス・シャトラン著)という本を読み始めて、とたんに宇宙人来訪というのもあり得ない話ではないと思うようになったのだから、僕の脳というのはとんでもなくおめでたい代物のようだ。
(M・シャトラン:モロッコ育ちのフランス人で、後にアメリカに渡り、月ロケット・アポロの開発に初期から関係し、特に宇宙通信の分野で重要な役割を果たした科学者)

シャトランが地球外文明の影響を証明するために使った手段は数学と天文学。僕のように数字に慣れ親しんでない一般読者にとっては、おそらく彼の言わんとするところの半分も理解できてないだろう。しかしその証明の中では、次に引用する例が比較的分かりやすい。

シュメール文明の都市、ニネヴェから発掘された粘土板の中に「195兆9552億」というとてつもなく大きな数字が書かれている。NASAの研究者が、一太陽日(86400秒)で割るとちょうど割り切れることを発見した。さらに、地球の歳差運動(地球の自転軸が横道の周囲を一回りする現象)の周期で割ってみるとやはり割り切れることがわかった。また、おどろくべきことに、太陽系内の天体の公転周期で片っ端から割ってみると、すべての測定値が割り切れる数字であることを発見し「ニネヴェ定数は、太陽系に属する惑星、衛星の公転周期で割り切れる」と結論を出した。これは、太陽系の全天体は、ニネヴェ定数の周期で、その出発点にもどることを意味する。なぜ、シュメールの人はこんなことを知っていたのか? あるいは、意味は知らなくても何か神聖な偉大な数字として粘土板に記録したのだろうか? この数字は、偶然や創造の産物ではありえない。太古に、高度な文明が存在した紛れも無い証拠ではなかろうか?

紀元前3000年頃の人類が今より高度な科学知識を持っていたと考えるよりは、地球外生命体の高度な知性が古代のシュメールに流入されていたと考えたほうが無理がないように思われる。
太古の宇宙人研究より引用)


地球外文明の流入を信じるも信じないも個人の自由だが、少なくともこの例が、明らかに人智を超えた所業だということは間違いない。古代の地球に宇宙人来訪・・・あながちあり得ない話ではない。
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