成田に向かう人々

ちょっと諸事情があり(大した事情ではない)、今週の初めから、試験的に今までとは違う沿線の電車で通勤し始めた。今までよりも若干通勤時間はかかるが、苦になる程度ではない。

この沿線には朝から晩まで、大きな荷物を抱えて成田空港に向かう乗客が結構多い。夜勤の今週は、だいたい20時くらいにこの電車に乗るのだが、この時間にビジネスマンと見受けられる人は殆んどいない。ほぼ100%が旅行者だ。中年だったり若者だったり(卒業旅行らしき人も多い)、一人旅(?)だったり仲間うちでの旅行だったりと客層は様々だが、カップルや家族連れを除けば、旅行者たちの殆んどは女性だ。電車内は、彼女たちのトークによって非常に賑やかな装いをみせている。

男は、女たちのように「ちょっとどこそこに行こうか」と気軽なフットワークを見せることは少ないように思える。何でもいいから何か目的がないと、なかなか行動に移せない。例えば「温泉に行きたい」という目的があってはじめて、ではどこの温泉に行こうかという話になる。女同士の場合は、旅行する事それ自体が目的であるようだ。

だからどうしたという訳ではない。旅先で待っているであろう素晴らしい体験に思いを馳せつつ、トークに興じる彼女たちを見ていて、少し羨ましくなっただけの話だ。僕も春になって仕事が落ち着きを取り戻してきたら、とりあえずは何も考えずに旅に出てみるのもいいかもしれない。パスポートがないので、行き先は国内に限られているのだが・・・。

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