アトレティコ対レアル

リーガ・エスパニョーラ第7節 アトレティコ・マドリッド対レアル・マドリッド@ビセンテ・カルデロン

この日のマドリッド・ダービーに詰め掛けた報道人の数は歴代最高なのだそうだ。相変らずの盛り上がりをみせる試合開始前のスタジアム。マドリッド市におけるレアルとアトレティコのサポーターの割合は7:3程度。このレアル人気の多さについて、とある筋金入りのアトレティコファンはこう表現した。「レアルファンはのようなもの。我々アトレティコのファンは、土中に隠れるのようなもの。」

さて前半6分、いきなり試合が動く。PA手前でジダンが横パス
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ラウールがスルーして前方に走る
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ボールを受けたロナウドがダイレクトでラウールにパス
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キーパーと1対1になったラウールに対し、横からアントニオ・ロペスが足を投げ出すが、これがボールではなく足に入ってしまい、判定はPK。

騒然とするビセンテ・カルデロン。猛然と審判に詰め寄るアトレティコのイレブン。だが当然判定は覆らない。さらに、決定的場面を阻止したとしてアントニオ・ロペスにはレッドカードが出された。信じられないといった表情でピッチを後にするアントニオ・ロペス。おまけでケジュマンにもイエローカードが出された。このPKをロナウドが難なく決めてレアル先制。

驚くべきは、これが熱狂渦巻くマドリッド・ダービー初裁きとなる審判の、冷静で毅然とした態度だ。彼の表情から、自分の判断にたいする揺るぎない自身が見てとれた。相当頭に血が上っていると見られたF・トーレスを、冷静に注意するシーンもあった。

一点先制され、一人退場になってしまったアトレティコ。10人で懸命の反撃を見せるも、後半16分、2点目をロナウドに決められた時点で事実上のThe End。終了間際にもオウンゴールで加点したレアルが、アトレティコを0-3という大差で下した。

試合は一方的になってしまったが、アトレティコの左サイドハーフ、マルティン・ペトロフの突破には何度も驚かされた。バルセロナも、彼を捕まえることが出来ず痛い目にあわされた。まさに孤軍奮闘といった感じで、サポーターからも大きな拍手を受けていたのが印象的だった。

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by BlueInTheFace | 2005-10-17 21:41 | サッカー