帰り道

品川で電車を待っている。今日頑張れば休みが待っていると自分にいい聞かせ、猛スピードで仕事を終わらせた甲斐があって、予想より早く終わる事ができた。明日は一日のんびり過ごすつもりだ。

品川駅のホームの、僕がいる所とは線路を挟んで向かい側のホームに、誰もが目を見張る女性が立っている。濃いグレーのタイトスカートを身につけた細身の女性で、一見すると会社帰りのOLのようにみえた。その彼女が皆の注目を集めているのはいたって単純な理由だ。

彼女は3~4cmのヒールを履いてはいたが、身長はゆうに190cmを越えていた。彼女の横には175cm位の男性が立っていたが、その彼を頭一つ飛び越えたところに彼女の顔があった。彼女の線の細さは、背が高いのに重量感を全く感じさせない。僕の周りにいた女性達は彼女を見て「うわーっ、モデルみたーい!羨ましいなぁ」とか「絶対バレーの選手だよね。そうじゃなきゃ勿体ない」とか言っていた。

しかしあれだけ突出した身長があり、いついかなる時でも皆の注目の的になってしまう彼女の事を、本当に羨ましいと思っているのだろうか。それに、もし彼女がバレーボールの選手じゃなくただの一般市民だったら、なんだかそれだけで罪であるかのようだ。


おっとそろそろ最寄りの駅だ。携帯で長文を打っていたので親指が痛い。本当はもっといろんな人間ウォッチングの話をしたいのだが、どうやら指が限界のようだ。

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by BlueInTheFace | 2005-10-01 22:23