母の誕生日

明日9月19日は、母の59回目の誕生日。そこで今日は前祝として、以前友人に教えてもらった天ぷら屋「つな八」の北千住店に、家族の皆を招待した。

今日の母はたいそう上機嫌で、乾杯の生ビールを一気に飲み干すと、天ぷらに舌鼓をうちながら機関銃のように喋った。元々母は陽気で、頭の回転も早く、よく気が利き、何をするにも常に家族の中心である存在だ。母がその場にいるだけで、家には笑いが絶えない。

そんな母も気がつけばもう59歳。いわゆる団塊の世代というやつだ。水泳や登山などで体を動かすことが大好きな、典型的なB型気質である彼女は、傍目にはとても59には見えないほど若い。しかし、確実に老いていることもまた確かだ。僕は実家を出て奥さんと二人で暮らしているので、父や母に頻繁に会う時間はないが、会えた時にはその時間を大切に過ごしたいと、改めて思った。

奥さんは山口県から上京してきた人なので、遠く離れている分、母親に会いたいと思う気持ちも相当強いだろう。が、奥さんはあまりそういう事を口にしない。彼女の父親は既に亡くなっているのだが、その父が危篤と知らせが入った時、慌てて会社を早退して新幹線に飛び乗るも、やはり死の際には間に合わなかった。そういった事態になってもしょうがないと、ある程度覚悟を決めての上京だったのだろうが、それにしても辛い思いだっただろう。

今年の暮れに、彼女は山口県の実家に帰省することになっている。僕も帯同するかどうかは未定だ。短い帰省だが、母親や肉親との有意義な時間を、彼女には過ごして欲しいと心から思う。

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