選挙に行く

今週の夜勤は結構ハードで、体の疲れがかなり溜まっていた為、本日の草サッカーには行かないことに決めて、家でまったりと過ごしていた。奥さんは仕事でいない。午後2時半頃、雷鳴と共に猛烈なにわか雨が降ってきて、慌てて洗濯物をとりこむも時既に遅しだったのだが、サッカーには行かなくて正解だったとほくそ笑んだ。体が弱っている時に、雨に濡れた体を放置してサッカーなんかやってたら、絶対風邪ひくと思うから。

で、何とは無しにテレビをつけていたら、WOWOWで映画『ユー・ガット・メール』を放送していたので、思わず全部観てしまった。この映画のサントラは散々聞きまくっていたので、曲が流れるとつい口ずさんでしまう。主演の二人の演技に、ぐいぐいと引き込まれる。公開当時に劇場で観たにもかかわらず、もう一度見ても面白さが色褪せていない、ラブコメの王道を行く作品だ。二人がメールをやり取りする時の、「ビーン、ビーン・・ピシーー」というダイヤルアップ接続の音がやけに懐かしかった。

映画を見終えた頃から死ぬほど眠くなってきて、椅子に座ってウトウトとしていたのだが、衆院選挙の閉め切りの20時近くになって、慌てて投票所に向かった。いくら政治に疎くても、やっぱり投票はしなきゃね(奥さんは急遽仕事が入った為投票できず)。閉め切り間近の駆け込み投票の人は結構いて、会場はそこそこたくさんの人手だったのだが、厳かな雰囲気を漂わせているのはいつものことだ。

さて、僕がぎりぎり投票を終えて出口に向かおうとしたら、先週の日曜日の薬剤散布の時に知り合った、60過ぎて年金生活に突入している町内会のおじさんがいるのに気が付いた。神妙な面持ちで椅子に座り、長テーブルになにやら資料らしきものを並べ、姿勢を正して真っ直ぐ前方を見ていた。先週会った時はやたら愛想のいいおじさんだったのに。おそらく町内会で選挙運営の手伝いをしているのだろうと僕は思った。

僕は「あ、こんばんは」と声をかけたのだが、おじさんは軽く会釈を返すと、すぐに神妙な面持ちに様変わりし、真っ直ぐに前方を見据えるのだった。く・・空気が重い。さすがに選挙だけあって、町内会の集まりのようなテンションでの会話は無理なのだろう。ただ単に僕のことを覚えていないだけ、という事も充分考えられるが。

[PR]