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韓国対日本(女子)

東アジア選手権の女子最終戦、韓国対日本の試合を観た。

90分間ほとんど試合を支配し、攻め続けるなでしこ。しかし、引き分けでも優勝が決まる韓国の、ゴール前の必至の守りの前に、無得点。

韓国0-0日本

この結果、優勝は勝ち点7の韓国。以下、北朝鮮(勝ち点6)、日本(勝ち点2)、中国(勝ち点1)の順になった。日本は無得点で大会を終える。

今日の試合を見た限りでは、韓国は優勝できるレベルのチームではなかったようにも見えたが、ホームの利と堅守という大きな武器で、前評判を覆した。今日は韓国も無得点だったが、もし韓国が攻めの姿勢を打ち出していたら、勝負はどうなったかわからない(逆に言えば日本にも得点のチャンスはもっと増えた)。

日本の最大の弱点は、大きな展開が出来る中盤のゲームメイカーがいないことだと思う。アテネで活躍した宮本選手のようなボランチがいればなぁ・・・。このチームがもう一つレベルを上げる為には、サイド攻撃の確立と、それに伴う新たな人材の確保が急務だ。トラップの精度ももう少し上げなければいけない。厳しいW杯や五輪の予選を、今のチームで突破するのは難しいだろう。

しかし、現代表の厳しい戦力の中で、それでも選手たちは充分に勝つ姿勢をあらわしてくれて、見ている僕も、最後は息を呑んで食入るように画面を見つめてしまった。お疲れ様なでしこジャパン。あとは男子の奮闘を祈るだけ・・・。


by BlueInTheFace | 2005-08-06 21:58 | サッカー