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納期が早すぎて・・・

最近の仕事の忙しさっていったら半端ないなぁ。しかも入稿してから出稿するまでの納期が異常に早い。仕事の大半を機械が自動的に進めてくれるとはいえ、それを動かすのは僕たち「人間様」なんだから、こなす仕事の量にも限界がある。ましてや明日(正確には今日)は大事な大事なイラン戦を控え、心ここに在らずだというのにね。どうやら、イラン戦当日に「インフルエンザにかかって会社すっぽかす」作戦を発動するには状況が厳しすぎるみたいだ。大人しく会社に行って仕事をこなし、家に帰ってビデオで見るとしよう。

ほぼ一月に一週ペースの夜勤を終え、今週からは日勤に戻ったのだが、やはり僕は大勢で仕事をしていたほうが、断然やる気がでる。夜勤中は、会社の広いフロアに僕一人、黙々と仕事をしているので、機械がフィルムを出力する音だけが虚しくフロアを響きわたり、僕は突然なにか音楽でも聞きたくなって、たまたまあった鬼塚ちひろのベストアルバムを流してみては、歌声を轟かせながらMACに向かっているのだった。

一人の作業は周りの人に仕事を邪魔されないで済むし、夜は基本的に入稿がないので飛び込みの仕事も無く、マイペースで仕事もはかどるだろうという人もいる。しかし僕はそうは思わない。少なくとも僕は違う。僕は周りに誰かいたほうが、仕事がやりやすい。たとえ邪魔されても、飛び込みで急ぎの仕事が入ってきてペースを乱されても、そう思うんだ。だって僕は、普段仕事をする上では、自分の満足の為に仕事をしたことなんて一度もないんだから(もちろん”銭”を稼ぐ為という大前提の上で)。でも会社の為とか、そういうんじゃない。

例えば、それぞれが自分の仕事を抱えてあくせくする中で、僕は周りの状況をみながら、二つしかない出力機が順番待ちで込み合わないよう、最新の注意を払って仕事を進める。そして「今僕が頑張ってこの仕事を出力し終えられれば、後に続いて出力する人が楽になる」と思えば、いくらでも頑張れるのだ。また営業さんが早くフィルムを欲しいと言ってくる時、僕は俄然やる気になる。もちろん無理な相談は断るが、しかし何とか期待に応えてあげたいとも思う。だから、日々の仕事に張合いがある。それに比べて、夜勤では「張合う」相手がいない。

ともかく、僕はそうやって「張合う」ことで、作業の技術とスピードを向上させてきたし、これからもそうするつもりだ。常に向上心は持っていたい。社会人として仕事をしている以上は、やるべき仕事をしっかりとやり、その上で、その先の人間関係を大切にしていきたいと思っている。