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竹の塚で人身事故

踏切事故2人死亡、手動遮断機上げた直後 東武伊勢崎線

 15日午後4時50分ごろ、東京都足立区西竹の塚1丁目の東武伊勢崎線・竹ノ塚駅近くの踏切で、女性2人が太田発浅草行きの上り準急電車にはねられて間もなく死亡、別の女性2人もけがをした。踏切は手動式で、事故当時、遮断機は上がっており、死亡した2人は踏切を渡ろうとしてはねられたという。警視庁は、業務上過失致死傷の疑いで、遮断機を操作していた踏切保安係の男性(52)らから事情を聴いている。

何とも痛ましい事故が起こってしまって、被害者の方には心からお悔やみ申し上げるしかない。それにしても、ここの踏切って「手動式」だったのか・・・。デジタル隆盛のこの現代の東京にあって、そこはかとなくアナログな感じが滲み出ているように僕には思われるのだが、それはここ「竹の塚」が東京の外れに位置しているのと同時に、僕が育った懐かしい街だという個人的な感慨のせいでもあるだろう。

正確には、実家から竹の塚の駅まで行くには徒歩だと遠すぎる為、子供の頃はあまり駅まで出向く事は少なかった。頻繁に出向くようになるのは、中学二年生の頃、竹の塚にある学習塾に通うようになってから。その頃には自我が芽生えはじめてきて、竹の塚で自分の洋服を自分で買っては喜んでいたっけ。東京のローカルな街だが、「スマスマ」で「竹の塚歌劇団」とかいうコントをやっていたので、今ではこの街も全国区の知名度を誇るようになった(はずだ)。

実家から竹の塚にある学習塾へ通う時、事故現場となってしまったこの踏切を自転車で渡っていたのだが、当時からここは開かずの踏切として有名だった。その為か、結構強引に渡ろうとする車なんかもいて、よく考えたら危ないよなぁ。もし踏切の中で立ち往生してしまったら、なんて考えただけでも恐ろしくて、僕にはとても強引に渡ろうとする勇気なんて持てないのだが。